Macbook Air / Pro に使用されている T5 や P5 ネジは非常に小さく、ネジ山を潰してしまいがちです。(ネジ山をなめるとも言います)
そのような場合は、以下のような対応で対策可能になります。(必ず最後までお読みください)
私はSSD入れ替え時に付属していたTranscendのドライバーを使ってしまい、ドライバーとネジ山、両方が死んでしまいました。結構、慎重にやったんですけど……
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1番のおすすめ「ちゃんとしたドライバーで試してみる。」
ネジ穴が潰れたと思っても、ちゃんとしたドライバーで慎重に回せばうまく外れる場合があります。3つ潰れたんですが、ぜんぶ回せました。やはり国産のANEXはすごいです。
ちなみに、このネジはMacだけではなく様々なノートパソコンに使われてますので、持っておいて損のないドライバーです。
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ネジ山復活剤的なものを使う
こちらで対応されている方も多く見かけます。原理的にはオカルトではないので、精密機器にも有効だと思います。ただし、これを使う際も、上記のANEXのちゃんとしたドライバーを使ってください。
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最後の手段 極細ドリル・低速で穴をあける(自己責任)
こちらは最後の手段になります。完全にねじ山をなめてしまった場合にお使いください。
ネジを緩める方向に電動ドリルの回転方向を合わせて、低速でねじ山に穴をあける感じで当ててみてください。はずれる場合もあるし、ネジそのものを破壊してしまうこともできます。小さな穴が空いたら、精密ドライバのプラスとかマイナスを差し込んで、そこから回転させることもできます。
ただ、Macbookが壊れる可能性もあるので自己責任でお願いします。あくまで最終手段で。
実際にはドリルよりハンドルーターを用いたほうが精密作業には向きます。こちらのルーターであれば穴あけ用のビットもついてますから手頃だと思います。
その他、世に出回ってる怪しい方法
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輪ゴムを挟み込む
輪ゴムなどを挟み込むという方法は、いささか信じられません。デンタルガムならまだしも輪ゴムを挟み込むとは…… YoutuberとかFacebookの動画ネタだと思います。可能だとしても、Macbookのような精密ネジには使えません。
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ドライバーをハンマーで叩く
日曜大工などの大物に有効な方法です。Macbookでやったら壊れます。無理無理。やめましょう。
で、ネジが外れたら新しいネジに交換します。絶対に古いネジ山が潰れたものを再利用してはいけません。