アプリ内の広告表示で「このアプリをダウンロードするとポイントや金銭を差し上げます」、という広告表示がリジェクト対象となるのはなぜか?
1.リワード広告を禁止しているため
2.ポイントが仮想通貨として扱われる可能性があるため
3.金銭を提供するアプリは一切禁止されているため
4.アプリランキングの不正操作につながるため
まず、App Storeガイドラインでは「リワード」広告という名称を使って禁止することはしていません。
リワード広告という言葉の定義が広義であるためでしょう。
リワードは reward と表記します。報酬の意味です。
ガイドラインで禁止しているのは「アプリランキングの不正操作」です。この不正操作の一例として、「報酬の代わりに該当アプリのダウンロードを要求すること」が挙げられています。
したがって、正解は4番です。
ポイント制度については、ガイドラインで言及しているものはないと思います。(ご存じの方がいたら教えてください)
仮想通貨に関しても、「3.ビジネス」ー「3.1 支払い」ー「3.1.5(b)暗号通貨」において仮想通貨の送金は許可されています。しかしお金が関係する部分は非常にシビアなのでリジェクトされる可能性も高いです。
「3.2 その他のビジネスモデルの問題」ー「3.2.1 許容される行為」ー(vii)において、金銭の贈与は許可されています。しかし、3.2は変わることがある項目ですと明言されているので、今後どうなるか注意が必要です。金銭周りはとてもシビアなので後々リジェクトされる可能性も考えたほうがいいですね。