(職場でこのブログを見ている方も多いと思いますので、フィルタリングソフトに引っかかりそうな言葉を伏せ字にしています。ご容赦下さい。)
序文にて
App Store内での、コンテンツの公開について、様々なユーザーの様々な意見に敬意が払われている限り、基本的にはあらゆる見解を公開しても良いとしている。
しかしこれは条件付きで、「許容限度を超えているとみなされる場合はリジェクトします」とあります。
ここでの限度とは何かの解説が特徴的です。
では、その限度とは何でしょうか。それを説明するには、最高裁判所の判事がかつて述べた「見ればわかる」という言葉が当てはまります。
この「見れば分かる」という言葉の意味がいまいちよくわからなかったので調べてみました。
以下、いつもの箇条書き
・英文ですと、I’ll know it when I see it. となります。シンプルな英語ですし、使い勝手も良さそうです。英語圏では有名なフレーズだそうです。
・1964年のジャコベリス・オハイオ事件(Jacobellis v. Ohio.)での、ハードコアポ*ノの定義で使った言葉らしいです。
・(*ルノの定義をわかりやすくすることはできなかった。)「しかし見ればわかる」くらいの意味でしょうか。
・定義が難しい問題でも、常識の範囲内で判断できることもある、くらいの意味ではないでしょうか。これをガイドライン上の文章で考えますと、「ここで言う限度というのは定義どうこうではなく一般常識で考えますよ」くらいかな。
・ガイドラインの序文というのは、アメとムチみたいな文章で、「自由にしてもいいんですよ。でも道を踏み外したときはどうなるかわかってるだろうな」みたいな文章だと思います。
・序文は時々書き換えられ、今の形が有ります。わたしは2017年くらいの序文が好きです。