ガイドライン3.1.2 〜3.1.4 を分かりやすく砕けた表現でまとめました。
ざっくりとイメージを掴むのにご利用ください。
実際に開発を行う前には、必ず本物のガイドラインを参照してください。
3.1.2 サブスクリプション
サブスクリプションはAppStoreのどのカテゴリでも使える。
3.1.2 (a)許容される使用方法
定期購読の最短周期は7日。
ユーザーの全デバイスに配信される必要がある。
3.1.2 (a)許容される使用方法1
映画ライブラリー全体を観るためのサブスクリプションと、映画単体を観る購入が同居しても許される
3.1.2 (a)許容される使用方法2
同じデベロッパーの複数アプリにまたがるサブスクリプションは許される。
サブスクリプションで提供されるゲームはAppStoreから落とされること
3.1.2 (a)許容される使用方法3
サブスクリプションはアプリを使用できるすべてのデバイスで機能すること。
3.1.2 (a)許容される使用方法4
(これはサブスクリプションに関するガイドラインです)
機能を使用するために、アプリのレビューや他のアプリのダウンロードを要求するのを禁止。
レビューで開放型コンテンツの禁止。
(許容される使用方法の欄に禁止事項を書かないでほしいですよね)
3.1.2 (a)許容される使用方法5
(訳注 このあたりのごちゃごちゃした制限は、過去に悪さをした開発者達を封じるためのものだと思います。)
代金を払ったコンテンツは余計な作業をしなくても使えること。
3.1.2 (a)許容される使用方法6
(ここはゲームを作らないひとは関係ないです)
サブスクリプションでゲーム内の消耗型アイテムを提供できる。
アイテムの割引購入権利をサブスクリプションで提供できる。
3.1.2 (a)許容される使用方法7
アプリをサブスクリプション型に切り替える場合は、既存ユーザーにも以前と同じ機能を提供すること。
3.1.2 (a)許容される使用方法8
自動更新のサブスクリプションは無料トライアルを設定できる。
サブスクリプションでのメタデータの嘘はリジェクト、開発者アカウント除名
3.1.2(b) アップグレードとダウングレード
アップグレード、ダウングレードの方法を提供すること。
同じコンテンツを重複購入しないようにする必要がある。
3.1.2 (c)サブスクリプションに関する情報
サブスクリプションを提供するときは価格と機能を明示すること。
3.1.3(a) App内課金以外の購入コンテンツの表示(限定的に可能)
App内課金以外の購入方法を示してはいけない。直接的にも間接的にも。
他の購入方法でユーザーが購入したコンテンツにアプリからアクセスしても良い。
ただし、その購入方法がAppleのApp内課金に害を及ぼさない場合に限る!!
3.1.3(b)マルチプラットフォームサービスでのアイテムの扱い
マルチプラットフォームのアプリの場合、別の環境で入手したアイテムをiOSアプリで表示してもよい。
ただし、そのアプリはiOSでもApp内課金で買える必要がある。
(訳注 Android版ゲームで手に入れたアイテムをiOSに持ってこれる。Android版でないと買えないというアイテムは禁止)
App内課金以外の方法に誘導することは禁止
(訳注 ということは、マルチプラットフォームの場合、App内課金以外の方法は限定的に許される?)
3.1.4 特定のハードウェアを必要とするコンテンツ: コンテンツ解放と物理商品
(このあたりはかなりシビアで、ガイドラインも変更の可能性があります。物理商品とのビジネスモデルは避けたほうがよろしいかと思います。危険すぎます。)
アプリの動作に特定ハードが必要な場合は、そのハードの購入で機能開放してもよい
(訳注 しかし、かなり審査は厳しくなると思います。)
アプリと連動する玩具の購入で機能解放したい場合は、App内課金で同等の機能解放ができるようにすること。
アプリと連動しない玩具の購入で機能解放は認められない。