ガイドライン対訳 5.1.1 (vii)SafariViewController の取り扱い

(訳注 iOSには ウェブビューが UIWebView / WKWebView / SFSafariViewController とありますが、文中のSafariViewControllerはSFSafariViewControllerを指していると思います。)

(訳注 5.1はプライバシーの項ですから、個人情報を表示する際のSFSafariViewControllerの制限と考えられますが、拡大解釈して、SFSafariViewControllerの全体の制限事項と判断されている方が居られます。この項目でリジェクトされている実例が見当たりませんでしたので、Appleの真意がわかりませんでした。念の為、両方の意味を記述しておきます。)

ユーザーに視覚的に情報を表示する場合は、SFSafariViewControllerを使用する。
(訳注 ここで言う情報とは、少なくとも、個人情報、アカウント情報、プライバシーポリシー5.1.1(i) が該当すると思われます。)

SFSafariViewController を隠して不都合なデータを見せなかったり、一部を隠すのは禁止。
(訳注 おそらく個人情報のことだけだと思うので、何らかの目的でSFSafariViewControllerにビューを重ねるのは許されると思います。しかし心配な方はSFSafariViewControllerには別のビューを重ねるのは避けたほうがいいでしょう。この項目でリジェクト例がある方はぜひともご連絡ください。)

SFSafariViewControllerをつかったトラッキング行為の禁止
(SFSafariViewController を使えば、SafariのCookieが参照できます。これをつかってトラッキングを行う開発者がいるようです。)


原文
(vii) SafariViewContoller must be used to visibly present information to users;
the controller may not be hidden or obscured by other views or layers.
Additionally, an app may not use SafariViewController to track users without their knowledge and consent.

present v.表示する
obscure 目立たなくする、隠す、

公式翻訳
(vii)ユーザーに情報を視覚的に提示する際は、必ずSafariViewControllerを使用する必要があります。
SafariViewControllerを非表示にしたり、別のビューやレイヤーで隠したりすることは許可されません。
また、SafariViewControllerを使用して、ユーザーの認知や同意なしにAppでユーザーの追跡を行うことは許可されません。

Google翻訳
(vi)パスワードやその他の個人情報を隠密的に発見するためにアプリを使用する開発者は、開発者プログラムから削除されます。

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