手汗/手荒れ/汗疱 11 いつ治るか?

汗疱(かんぽう)はお医者さんも特に最適な解決策を提示してくれないはずです。
いつ治る?という質問についても、的確なお返事はもらえないはずです。

 

わたしは過去に「一般的には手の皮全体が剥けきったら治ることが多い」と皮膚科のお医者さんに言われたことがあり、ずっと信じていましたが、長年この汗疱と付き合ってみて、そんな事はありませんでした。

 

皮が剥がれたところと、皮がもともとあるところが融合するイメージです。

 

私の感覚では、こんな感じでステージが進みます。悪化ステージは事前の応急処置で飛ばすことが可能です。

 

ステージ1 (悪化)手の皮に小さな気泡や剥がれが見え始める
ステージ2 (悪化)手の皮が大きく剥がれているところがある 痛みはない
ステージ3 (悪化)赤い部分ができる 痛みがある
ステージ4 (改善)赤い部分が無くなる
ステージ5 (改善)手は荒れているように見えるが水につければ綺麗に見える
ステージ6 (改善)皮の剥がれが片手に5箇所以下
ステージ7 (改善)皮のはがれている所がない。正常

 

つまり、ステージ1,2のときに早く異変に気づいて状況を悪化させないことが重要になります。

手汗/手荒れ/汗疱 10 手がボロボロになったときに、やってはいけないこと。

これは手がボロボロになったあとの話です。

 

まず、手を使うことをしてはいけせん。
出来るだけ手を使わない方が良いのですが、そうも行きませんよね。
とりあえず、手が痛いほどの作業は厳禁です。

 

やってはいけないことは以下のとおりです。

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手汗/手荒れ/汗疱 9 寝る前にケアをしましょう。

少しでも早く、この手のボロボロを解決するために、私は寝る前にベビーオイルを塗っています。これは手の皮が剥がれすぎて、赤くなってしまったときに行っています。

 

ベビーオイルなら赤ちゃんに使うくらいですから害もないでしょう。

 

まず、ベビーオイルを軽く手にとりまして、満遍なく広げます。
そして、ティッシュを一枚とって、両手で挟んで、軽くパンパンとやります。
余分なオイルを軽く取り除く感じです。拭き取るわけではありません。

 

ベビーオイルといえばジョンソン&ジョンソンです。

 
オイルを常時塗るわけにはいきませんが、寝る前だとなにかに触れるわけではありませんから、多少ベタベタになっても大丈夫ですよね。

 

オイルで十分に保湿しておくと、布団やシーツに手が触れたときでも、引っかかったりせず痛みを感じにくくなります。
 
個人的には赤くなった部分をオイルで保護してるイメージです。

手汗/手荒れ/汗疱 8 周りの目線が気になる場合の対処法3 カット

この記事には危険な作業が含まれていますので、自己責任でおこなってください。
また必ず最後まで記事を読んでから真似してください。

 

どうしようもなく剥がれてしまった皮は見栄え良くカットしましょう。
大きくベロンと剥がれてしまった部分は二度とくっつきません。
その大きくベロンと剥がれた部分を綺麗にカットするだけでも随分と見た目が良くなりますよ。
この方法はとても危険なのですが、なれると劇的に事態を改善できます。

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手汗/手荒れ/汗疱 7 周りの目線が気になる場合の対処法2 レジにて

これは小ネタですが、とても大事なことです。

 

汗疱で手がボロボロになったとき、一番恥ずかしいのはお店のレジでお釣りを受け取るときです。
汗疱は感染するような病気ではありませんし、そもそも病気でもないと言えます。
しかし、そんなことはレジの方にはわからない訳で、手を出したときにギョッとされてしまうこともあるかもしれません。(現実には、そのような対応をされたことはありません)

 

そこでおすすめしたいのが電子決済、クレジットカードの利用です。いまは様々な電子決済がありますから、それを使いましょう。

 

手を見せるのが恥ずかしい→それがストレスになる→余計に手汗をかいてしまう

 

という負のスパイラルを断ち切りましょう。

手汗/手荒れ/汗疱 6 周りの目線が気になる場合の対処法1

ここでは、皮が剥がれてしまったあとの対処方法をお教えします。

汗疱で手がボロボロになってしまうと、人前で手を出すのが恥ずかしくなってしまいますよね。わかります。

 

多くの人が取る対応は、ハンドクリームを塗ることだと思いますが、ハンドクリームはベタベタになってしまい、実はあまり現実的ではありません。
金額も高いですし、香りなんかも気になります。

 

そこで私がオススメしているのが、化粧水を使う方法です。

 

私がオススメなのは、ちふれのノンアルコールの化粧水です。
ベタつきが少なく、手への刺激も少ないのです。

 

化粧水の持ち歩き方法

化粧水の持ち歩き方は、いろんな方法があると思います。
清潔にパックされたものがあります。
コットンに化粧水を染み込ませて自作することもできます。
これなら経済的ですね。

手汗/手荒れ/汗疱 5 汗をかかないようにする精神的アプローチ

自分の症状がストレス性のものだとわかったら、ストレスをなくせばよいのですが、ストレスや緊張なんてそう簡単に解決できるものではありません。

 

しかし、とても効果のある手汗改善方法があります。それは呼吸法です。

 

人間は心をコントロールする事は簡単ではありません。しかし、心と呼吸はつながっています。緊張すれば息が早くなり、リラックスすれば呼吸がゆっくりになります。

 

実はその逆に、意図的に呼吸を早くすれば心が緊張し、ゆっくりにすれば心が落ち着くのです。詳しくは「呼吸法 副交感神経」などで検索してみてください。

 

 

ともあれ、まず自分が緊張している状態に気付くことが大切です。
手が熱くなってきたり、常に湿ったりしている状態が続くときは、緊張状態にあります。

 

我々、手汗に悩む人達は体がストレスを教えてくれます。手汗が出ない人は、ストレスに気付かずにもっと大きな病気になってしまうこともあります。そういった意味では、我々はちょっと幸せなのかもしれません。

 

注意
深い呼吸を繰り返すと、あまりに頭がリラックスしすぎて、頭がぼーっとして、立ちくらみを起こすことがあります。
その対策として、立ち上がる前に、右手で左手の親指の爪をパンパンと弾くとよいそうです。ためしてガッテンで見ました。

 

手汗/手荒れ/汗疱 4 汗をかかないようにする物理的アプローチ 冷やす

扇風機が使えない場合などは、もう直接冷やしてしまいます。
(手に痛みを感じない程度にですよ。刺激は厳禁)

このような保冷剤を直接握っても良いです。

水に手を付けても良いですが、ポイントは「冷たい水に短時間つける」ということです。長時間、だらだらつけてはいけません。手の皮がふやけて剥がれやすくなってしまいます。
後述しますが、手の皮が剥がれているときは、手をお風呂に漬けることは避けてください。(体は入っていても良いですが、手だけはつけないように。)

 

保冷剤が一日中保つことはありません。その場合、会社の冷蔵庫にでも入れてしまえば良いのですが、一日中ニギニギしていたものを冷蔵庫に入れては、他の人が嫌がるかもしれませんね。

 

そこで、保冷剤をこのようなコーヒーのアルミの缶に入れることをおすすめします。なぜコーヒーかといいますと、口が広く作られていて保冷剤が入れやすいのです。

あと、このようなアルミ缶に水を入れて冷蔵庫で凍らせるのはやめましょう。
膨張してアルミ缶が裂けます。

 

このようなコーヒーの空き缶に保冷剤をぎっしり詰めたのもの2,3本用意して、この保冷バッグに入れて会社に行けば完璧。

手汗/手荒れ/汗疱 3 汗をかかないようにする物理的アプローチ 気化熱

汗をかかないようにする物理的アプローチです。
私はネットで書かれているような制汗剤は全く効きませんでした。
そこで考えたのは、机に小型の扇風機を用意することです。
汗はかくのですが、すぐに気化させて冷やしてしまうのです。これはとても効果的だと思います。このおかげで劇的に改善しました。ぜひとも試してみてください。一番効果があったとも言えます。
こういうのです。

手がひんやりしているだけで、精神的にも落ち着いて随分手の汗が抑えられるものです。

手汗→皮が剥がれる→恥ずかしい→緊張→さらなる手汗
という悪循環を断ち切ることが大切です。
また、ウェットティッシュなどで軽く水分をつけてからキーボード作業すると良いかもしれません。その際はなるべくノンアルコールのものを選ぶと良いと思います。アルコールは手に刺激が強すぎますから。手への刺激を意識することもとても大切なことです。
こういう便利なのがあります。

手汗/手荒れ/汗疱 2 なぜ起こるか? いつ起こるか? を知ること

まず「はじめに」を御覧ください。

まず、この症状は手に汗をかくということで起こります。
病名は汗疱(かんぽう)と言います。
私が20年以上経験して分かった手汗の原因は以下のようなものです。

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