Technical Support Incidentに関する記述のうち、間違っているものはどれか?
1.TSIはメンバーシップ更新時に2件ずつ追加され、使わなければ最大10件まで蓄積される。
2.TSIはADPメンバーシップだけではなく、ADEPメンバーシップの更新時にも追加される。
3.TSIを使い切ってしまった場合でも、有料でTSIの権利を購入して再びTSIを利用することができる。
4.TSIを行使する場合は、Apple Developer ProgramのCode-level Supportから処理を行う。
TSIはテクニカルサポートインシデントの略で、Appleにコードレベルの技術的質問をなげることができるサービスです。
メンバーシップ作成時に2件追加され、毎年の更新ごとに2件ずつ追加されます。
しかし、TSIには1年の利用期限がもうけられており、その間に使わないと権利が消滅してしまいます。したがって、10年更新したからといって、20件のTSIが貯まるわけではありません。したがって、間違っているのは1番です。
TSIはAppleDeveloperProgramだけではなく、AppleDeveloperEnterpriseProgramでも2件追加されます。
TSIは有料で購入することができますが、とても高いです。メンバーシップの更新代金と同じくらいの費用がかかります。2件で99ドル、5件で249ドル。
TSIを利用する場合は、Apple Developer Programのサイトから、Code-level Supportを選択してAppleと連絡を取ります。
インシデント incident は、出来事、事件、異変、事案、危機、などと辞書には書いてありますが、あまり適切ではないらしいです。ここでいうインシデントとは緊急事態とかいう意味が近いのではないでしょうか。