AppStore審査ガイドラインにおけるVPNアプリケーションについての記述で、正しいものはどれか。
1.VPNアプリケーションはAppStoreには提出できないのでEnterprise Programで提出する必要がある。
2.VPNアプリケーションはNEVPNManager API を使用してはならない。
3.VPNアプリケーションは適切な法的要件をクリアしていればAppStoreで配布しても良い。
4.VPNアプリケーションでユーザーデータを取得してはならない。
・VPNアプリケーションとは、安全なネットワーク通信を確保するためのアプリケーションです。公衆回線やFreeWifiスポットで安全な通信をおこなうことができます。
・AppStoreとしてのスタンスは、その地域でVPNアプリケーションが許可されてたらOK。その地域でVPNアプリケーションを配布するにはらいセンスが必要なら、そのライセンスをReviewのメモ欄に書いてくれたらOK、というスタンスです。ということで、正解は3番です。
・ガイドラインには、VPNアプリケーションは NEVPNManager API を使用することとあります。
・用途を明記すればユーザーデータの取得を行ってもよいとあります。
・VPNが禁止されている可能性がある地域を調べてみたところ、中国、ロシア、アラブ首長国連邦、という国名が見つかりました。ただし、法律のことですので現在はどうなっているかわかりません。VPNアプリを作る人はほとんどいないと思いますが、事前に現地の法律を調べてから配布を行って下さい。