[iOS] 代替アイコンに関する複数理由リジェクト

以下のリジェクト例は複数のリジェクト理由を含む。

リジェクト例
「ゲーム内で一定条件をクリアすると、アプリのアイコンが選べるようになるというアプリを作った。
そこで、そのアイコンが変わったホーム画面のスクリーンショットを作成し、プレビュー画面として設定して審査に提出したところ、複数理由でリジェクトされた。」

以下の選択肢のうち、上記のリジェクト理由に含まれないものはどれか。

1.アプリのアイコンを変えてはいけない。
2.アプリのアイコンをユーザーに無断で変えてはいけない。
3.アイコン変更は最初からすべてのユーザーに提供される必要がある。
4.スクリーンショットにホーム画面を掲載してはいけない。


アプリは代替アイコンを使うことがiOS10.3から許可されています。したがって関係ないのは1番です。

アプリはアイコンを変えることができますが、ユーザーの意思でアイコンが変わる必要があります。勝手に変わるのはリジェクト対象です。

アイコン変更はすべてのユーザーに最初から開放される必要があります。報酬にすることができません。

スクリーンショットにホーム画面を使用することはできません。

アプリ切り替えに関するガイドラインは「4.6 Appの代替アイコン」で制限されています。

また、スクリーンショットに関する「2.3.3 スクリーンショット」にて、スクリーンショットに関する制限があります。
しかし、今回の例で問題になっているのは、「スクリーンショットにホーム画面を使用すること」です。

「ホーム画面(Spring Board)は、あなたのアプリではなく、Appleのアプリであるから、他者のアプリの画面を自分のアプリのスクリーンショットとして使うな!」
というのが、Appleの言い分です。

参考 4.6 Appの代替アイコン

スポーツチームの好みに合わせてアイコンを変えるなど、Appをカスタムアイコンで表示することは許可されています。ただし、アイコンの変更はユーザー自身が行い、元のアイコンに戻すための設定がAppに用意されている場合に限られます。用意するアイコンはすべてAppのコンテンツに関係するものである必要があります。また、設定や通知などに表示されるアイコンがSpringBoardでの新しいアイコンと一致するよう、変更がシステムのすべてのアセットに一貫して適用されるようにする必要があります。最新の気象情報やカレンダーの通知に連動するといった、動的、自動的、連続的な変更のためにこの機能を使用することはできません。

参考 2.3.3 スクリーンショットは、単なるタイトル画面、ログインページ、スプラッシュ画面ではなく、Appにおける実際の画面を写したものである必要があります。文字や画像のオーバーレイ(タッチポイントのアニメーションや Apple Pencil での入力方法の実演など)や、Touch Bar などのデバイス機能への対応を示す画像を用いることもできます。

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