次のうち、サンドボックステスターについての正しい説明はどれか
1.アプリ内購入(in app purchase)のテストに使用するユーザー
2.アプリ内のサンドボックスにアクセスを許可した特別なユーザーのこと
3.外部テストに招待したユーザーのこと
4.広報のため、無料でアプリを使ってもらうことができる仕組みのこと
・サンドボックスという言葉は、主にセキュリティの分野で使われる言葉ですが、用途によって意味合いがかなり違って使われます。サンドボックス○○という言葉が出てきても、まったく意味が違ったりしますので注意して下さい。
・iTunesConnectで使用するサンドボックステスターとは、アプリ内購入(In app purchase)のテストに使用することができるテスターのことです。ということで正解は1番になります。
・テストフライトの外部テストに招待したユーザーは、普通に外部テスターと言います。英語表記だとExternal Testersになります。
・テストフライトの内部テストに招待したユーザーは内部テスターですが、英語表記はInternal Testersです。Apple内のドキュメントを検索するときは英語で検索するのが基本になりますので、このような表現はぜひ覚えて下さい。
・広報のため無料でアプリを配るのはプロモーションコードと呼ばれます。特徴は有料アプリでも無料で配ることができることと、使用期限が決まっていてそれいこうは使えなくなることです。このプロモーションコードの仕組をつかって、実機にてデバッグやテストを行う場合もあります。
・iOSはサンドボックス構造でアプリのセキュリティを確保しています。そのアプリはそのアプリ専用のデータ領域を持ち、基本的にそこしかアクセスできません。しかしここでいうサンドボックスとサンドボックステスターは無関係です。
・実機にて、サンドボックステスターでアプリ内購入のテストをする場合は、まずiPhoneのAppleIDをログアウトします。そしてテストするアプリを起動し、アプリ内購入を起動します。ここでサンドボックステスターの情報を入力し、購入のテストをします。
・サンドボックステスターのIDで実機からAppleIDにログインを行ってはいけません。ログイン処理を行うと、そのサンドボックステスターのIDが使えなくなるからです。使えなくなったら新しく追加すればいいのですけど。