次のうち、アイコン型広告の説明として正しいものはどれか。
1.アプリ内にアイコンによく似た形の広告を掲載する手法である。
2.iPhoneのホーム画面に広告のショートカットを置く手法である。
3.正方形の広告をアイコン型広告と呼ぶ。
4.ボタンをタップするとおすすめアプリ一覧が表示される広告のことである。
・アイコン型広告とは、その名の通り、アプリのアイコンにそっくりな形状の広告です。おもに有料アプリやApp内購入のあるアプリへのリンクが用いられます。したがって正解は1番になります。
・以前は2.25という有名な項目でアイコン型広告が禁止されていたのですが、いまは2.25はありません。
旧GuideLine 2.25 Apps that display Apps other than your own for purchase or promotion in a manner similar to or confusing with the App Store will be rejected
・しかし、この制限がなくなったというわけではなく、かわりに、3.2.2や5.2.5という項目に吸収されたのではないかと思います。
・現実にはアイコン型広告は今も残っていますので、規制が緩和された可能性があります。導入を検討されている方はよく調査してみてください。
・iPhoneのホーム画面にURLのショートカットを置くことは出来ますが、これがアイコン型広告ではありません。Safariから共有アイコン(シェアアイコン)を選択して、「ホーム画面に追加」を押すとホーム画面にアイコンが作成されます。
・アイコン型広告は正方形であるということだけではなく、アプリのアイコンの形状に似ていることがポイントです。アイコンに似ているから、ユーザーが間違って触ってしまうというのがApple的には許せないようです。
・4はウォール型広告と呼ばれるものです。アプリとしての利点は、ボタンが押されたときだけ広告を表示すればいいので、常に広告スペースを確保しなくてよくなります。アプリの製作者側としては実装しやすい広告形態です。
・ウォール型広告は主にアプリのランキング形式でアプリの広告を出しています。これがAppStore風に見えるのが許せないようです。
・ウォール型広告もApp Store に似ているとの理由で、リジェクトされる可能性が高くなっています。
・「アプリアイコンに似ているから」とか「AppStoreに似ているから」という指摘事項は、ガイドラインの「3.2.2 許容されない行為」の (i) にて、他人やAppleの真似をしないこと、とまとめているように思います。
・5.2 知的財産 の 5.2.5 でもAppleの既存のサービスに類似しないこと、とあります。