ガイドライン対訳 2.3.4 ビデオプレビューの説明

比較的新しい、ビデオ説明に関しての制限です。

アプリ以外の映像を入れてはいけない。
(訳注 たとえば、風景のイメージショットとかでしょうね)

ただし、ナレーションや文字を入れても良い。

原文
2.3.4 Previews are a great way for customers to see what your app looks like and what it does.
To ensure people understand what they’ll be getting with your app, previews may only use video screen captures of the app itself. Stickers and iMessage extensions may show the user experience in the Messages app.
You can add narration and video or textual overlays to help explain anything that isn’t clear from the video alone.

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ガイドライン対訳 2.3.3 スクリーンショットの注意事項

(訳注 最近はスクリーンショットの規制が緩和されました。ずいぶんと自由になりましたが、そのせいで、本来のスクリーンショットを貼るのを忘れてリジェクトされる人が増えています。実際の画面が一枚は必要ですので、忘れないようにしてください。また、私の個人的な考えでは、複数枚のスクリーンショットを使って大きな一枚の画像を構成する方法は、そろそろ規制されるのではないかと思います。)

タイトル画面、ログイン画面、スプラッシュ画面などをスクリーンショットに含めるのは禁止。
(訳注 禁止されてるのに、ログイン画面を使っている大企業もあります。でも審査が通ってるのでこの辺はあまり重要ではないのかもしれません。)

スクリーンショットに文字を書いたり説明のイラストを重ねたりするのはOK
(訳注 ApplePencilの画像も入れて良いそうです。ガイドラインの常識では、Appleの製品を写真に入れるのは禁止されるのが普通なのに……)

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ガイドライン対訳 2.3.2 App内課金はわかりやすく

App内課金の説明も明確に記述しなさい。
(訳注 AppStore Connectのリジェクト理由として、どこからApp内課金するの?と聞かれることがあります。この場合、Youtubeの動画リンクを付けるのが簡単でおすすめです。)

原文
2.3.2
If your app includes in-app purchases, make sure your app description, screenshots, and previews clearly indicate whether any featured items, levels, subscriptions, etc. require additional purchases.
If you decide to promote in-app purchases on the App Store, ensure that the in-app purchase Display Name, Screenshot and Description are appropriate for a public audience, that you follow the guidance found in Promoting Your In-App Purchases,
and that your app properly handles the SKPaymentTransactionObserver method so that customers can seamlessly complete the purchase when your app launches.

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ガイドライン対訳 2.3.1 隠し機能はリジェクト

機能はすべて機能説明に書くこと。書かないとそれは隠し機能とみなされリジェクトされる。
(訳注 悪質な隠し機能の場合はアカウント停止もあります)

実装していない機能を実装してないように言うことも禁止。
(訳注 ここでは実例を上げて、ウィルスチェックアプリのようなものは作れないはずだと言っています。)

(訳注 メモ 検査のしようがありませんが、原文には、ありもしない機能をあるように見せかけてAppStoreで売ることと、オフラインで売ることが禁止されています。オフラインで売るのを検査するって、どう考えても無理ですよね。もしオフライン販売をしている業者を見つけたときにの対策かもしれません。)

原文
2.3.1
Don’t include any hidden or undocumented features in your app;
your app’s functionality should be clear to end-users and App Review.
Similarly, you should not market your app on the App Store or offline as including content or services that it does not actually offer (e.g. iOS-based virus and malware scanners).
Egregious or repeated behavior is grounds for removal from the Developer Program.
We work hard to make the App Store a trustworthy ecosystem and expect our app developers to follow suit;
if you’re dishonest, we don’t want to do business with you.

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ガイドライン対訳 2.3 メタデータは正確に

アプリ説明は常に最新にする。
(訳注 メタデータというのは、タイトル、アプリ説明文、アイコン、スクリーンショットなどのことです。)

アプリ説明で嘘をつかないこと。

原文
2.3 Accurate Metadata
Customers should know what they’re getting when they download or buy your app, so make sure your app description, screenshots, and previews accurately reflect the app’s core experience and remember to keep them up-to-date with new versions.

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ガイドライン対訳 2.2 ベータ版テストテストフライトについて

(テストフライトは絶対に使わない!というひとは読まなくていい項目です。)

ベータ版テストという名目でアプリをリリースしてはいけない。
(おそらく、実際には製品版であっても、アプリ名にβ版とかテスト版と描いているだけでリジェクトされると思います。)

一般へのベータ版テストはテストフライトというApple提供のツールを使いなさい。

テストフライトでの配信をなんらかの特典や報酬にすることはできません
(先行登録してくれた方には、(テストフライトで)事前に遊べる権利をプレゼント、というキャンペーンは認められません。)

テストフライトに出しているベータ版に大きな変化があった場合は再審査が必要
(訳注 テストフライトにも軽い審査があるのですが、大きな変化があった場合は再審査が必要と言っています。しかし、大きな変化なんかレビュアーにはわかりません。)

原文
2.2 Beta Testing
Demos, betas, and trial versions of your app don’t belong on the App Store – use TestFlight instead.
Any app submitted for beta distribution via TestFlight should be intended for public distribution and should comply with the App Review Guidelines.
Note, however, that apps using TestFlight cannot be distributed to testers in exchange for compensation of any kind, including as a reward for crowd-sourced funding.
Significant updates to your beta build should be submitted to TestFlight App Review before being distributed to your testers.
To learn more, visit the TestFlight Beta Testing.

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ガイドライン対訳 2. パフォーマンス 2.1 Appの完全性

ここはガイドラインの中でかなり重要な項目の一つです。

プレースホルダの禁止
(訳注 プレースホルダテキスト とは ただいま工事中 などの文字や画像のことです。comming soon などの文字列も、ほぼ機械的にリジェクトされる可能性があります。)

Webサーバー連携型のアプリは実際に動くようにしてから提出すべき。デバッグ要素は全削除すること。動作にアカウントが必要な場合は、デモアカウントを用意すること。
(訳注 このような手順でアカウントを作ってくれ、は許されない。)

(注釈 経験上、Appレビュアーがアカウント作成を行った形跡はありませんでした。ということは、アカウント作成画面に不備があってもばれないかもしれません。)

必ず実機デバッグすること。
(訳注 実機デバッグしているかどうかはレビュアーにはわかりません。ちなみに、レビュアーはシミュレーターでテストしているはずです。ということは、実機だけで発生する不具合はレビュアーは見つけられないのかもしれません)

クラッシュするアプリはリジェクト

原文
2. Performance
2.1 App Completeness
Submissions to App Review, including apps you make available for pre-order, should be final versions with all necessary metadata and fully functional URLs included;
placeholder text, empty websites, and other temporary content should be scrubbed before submission.
Make sure your app has been tested on-device for bugs and stability before you submit it, and include demo account info (and turn on your back-end service!) if your app includes a login.
If you offer in-app purchases in your app, make sure they are complete, up-to-date, and visible to the reviewer, or that you explain why not in your review notes.
Please don’t treat App Review as a software testing service.
We will reject incomplete app bundles and binaries that crash or exhibit obvious technical problems.

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