iPhoneシミュレーターの削除方法について、最も正しい記述はどれか?
1.シミュレーターのDownload 画面から削除できる。
2.一旦追加したシミュレーターはXcodeのクリーンインストールでしか消すことができない。
3.simctlコマンドで該当端末の専用の削除ツールが用意されている。
4.otool を使用する。
・シミュレーターを作りすぎると、起動に膨大な時間がかかったり、HDDを圧迫したりします。
使わないシミュレーターが何十GByteも容量を占めていることがありますので、定期的に削除しましょう。
・シミュレーターのダウンロード画面から一旦追加したシミュレーターを削除することはできまえん。
・Finderから該当フォルダを削除しても消すことはできます。しかし、端末名のフォルダはありません。あるのはデバイスIDのフォルダです。非常にわかりにくいです。
・シミュレーターの削除には、simctlコマンドを使います。 これはxcrunに含まれるサブコマンドです。
実際にはSimctlでデバイス名とデバイスIDの一覧を出力し、
$ xcrun simctl list
で、一覧を表示して、
$ xcrun simctl delete デバイスID
で、該当端末を削除することになると思います。
以下のコマンドを使えば、起動しなくなった古い端末をすべて一括で削除することができます。
$ xcrun simctl delete unavailable
・otoolは該当アプリの依存関係を調べるコマンドです。Appleはこういうのを使って非公開APIの使用をチェックしていると思われます。ちなみに、非公開APIを使ったアプリは確実にリジェクトされます。使わないようにしましょう。