AppStore審査ガイドライン「3.1.4 コンテンツコード」で述べられているもののうち、間違っている記述はどれか。
1.ライセンスキーでコンテンツや機能を解放するのは禁止とする。
2.ARマーカー、QRコードで機能を解放するのは許可される。
3.ハードウェアと連動するアプリの場合は、ハードウェアの購入で機能の解放をできる場合がある。
4.アプリとハードウェア的に連動しない物理商品の購入で機能が解放される仕組みは禁止とする。
・ライセンスキーやQRコード、拡張現実マーカーなどを読み取ることで、機能やコンテンツが開放される仕組みは許可されません。機能だけではなく、コンテンツも許されないことに注意してください。したがって間違っているのは2番です。
・3.1.4のポイントは、Apple側の、App内課金の仕組みが使われないでコンテンツが販売されてしまうのを防ぎたいという思惑です。
・ガイドラインでは、望遠鏡とハードウェア的に連動するアプリが例に挙げられています。ハードウェアとアプリが密接に関連している場合は、許可される場合があります。しかし「いくつかの限られた状況でのみ(許可される)」とありますので、なかなか難しいこともあると思います。
・おもちゃなどの購入で機能が解放されるアプリは、App内課金でも同等の機能が解放できる仕組みになっていれば、許可される可能性があります。これは、App内課金の仕組みが働き、Appleにも利益が発生するから許可されるのだと思います。
・AppleのiPhoneという製品とAppStoreというマーケットを使って、勝手に利益を得るという行為が危険ということです。
・また旧ガイドラインのシリアルコードによる初回特典禁止なども同様の理由だと思います。シリアルコード入力エリアがあるだけでリジェクトされるという報告もあります。
旧ガイドライン
11. Purchasing and currencies
11.1 Apps that unlock or enable additional features or functionality with mechanisms other than the App Store will be rejected
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11.購入および通貨
11.1 App Store以外のメカニズムを使用して追加の機能や機能をアンロックまたは有効にするアプリは拒否されます
・シリアルコード問題はモンスターストライク内にシリアルコード入力欄があったことでリジェクトされたことで有名になりました。興味のある方は、「モンスターストライク シリアルコード」で検索してみてください。