ガイドライン対訳 1.1.3 ゲーム内の銃の使用

銃や武器は使ってもよいのですが、助長するといけません。
暴力表現も許されますが、行き過ぎていてはいけません。

(訳注 このあたりの制限は、表現がふわっとしすぎています。銃や暴力のゲームはよほどのことがない限り開発しないほうがいいと思います。せっかく苦労して作っても、Appleが気に入らなければ売れないですから。)

原文
1.1.3 Depictions that encourage illegal or reckless use of weapons and dangerous objects, or facilitate the purchase of firearms.

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ガイドライン対訳 1.1.2 ゲームの世界観

2019/01/05加筆修正


暴力を冗長するようなコンテンツ禁止(相手が動物でもダメ)

特定の企業、人種、企業、国を敵キャラにしたゲームは禁止。

1.1.2 Realistic portrayals of people or animals being killed, maimed, tortured, or abused, or content that encourages violence.
“Enemies” within the context of a game cannot solely target a specific race, culture, real government, corporation, or any other real entity.

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ガイドライン対訳 1.1.1 不適切なコンテンツ 中傷、差別、悪意

宗教問題、人種問題、そのたデリケートな問題を含む差別や名誉毀損など。

侮辱行為や、相手が損害を被ったりする行為は許可されない。

ただし、専門家による政治風刺はOK。

原文
1.1.1
Defamatory, discriminatory, or mean-spirited content, including references or commentary about religion, race, sexual orientation, gender, national/ethnic origin, or other targeted groups,
particularly if the app is likely to humiliate, intimidate, or place a targeted individual or group in harm’s way.
Professional political satirists and humorists are generally exempt from this requirement.

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ガイドライン対訳 1.1 不適切なコンテンツの定義

不適切なコンテンツとは無神経、動揺させる、嫌悪感、悪趣味のこと。

原文
1.1 Objectionable Content
Apps should not include content that is offensive, insensitive, upsetting, intended to disgust, or in exceptionally poor taste. Examples of such content include:

Objectionable 不愉快な
insensitive 無神経な
upsetting心配させるような、悩ませるような
offensive 攻撃的な、不快な
disgust n.嫌悪感、嫌気、不快感 v. 嫌にさせる、ムカつかせる
exceptionally 並外れて、非常に
poor taste 悪趣味な、センスの悪い

公式翻訳
1.1 不適切なコンテンツ
Appに不適切なコンテンツ、不快なコンテンツ、無神経なコンテンツ、動揺させるコンテンツ、嫌悪感を与えるコンテンツ、極めて悪趣味なコンテンツを含むことはできません。以下は、そのようなコンテンツの例です。

Objectionable 不愉快な
insensitive 無神経な
upsetting心配させるような、悩ませるような
offensive 攻撃的な、不快な
disgust n.嫌悪感、嫌気、不快感 v. 嫌にさせる、ムカつかせる
exceptionally 並外れて、非常に
poor taste 悪趣味な、センスの悪い

ガイドライン対訳 1. 安全性

アプリに不快なコンテンツを入れるのは禁止
端末に危害を与えることを誘導するのは禁止

1. Safety
When people install an app from the App Store, they want to feel confident that it’s safe to do so—that the app doesn’t contain upsetting or offensive content,
won’t damage their device,
and isn’t likely to cause physical harm from its use.

We’ve outlined the major pitfalls below,
but if you’re looking to shock and offend people,
the App Store isn’t the right place for your app.

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2018-06-05 App Store ガイドライン 大幅更新 超ざっくりまとめ

英語版です。
変更箇所があまりにも多いので、今回は単語の変更や、細かい表現は省略しました。


・序文の最後の言葉が追加されました。

アプリに入れているライブラリ(解析ツール、広告、SDK)も審査対象だから厳密に見ますよ、とのこと。


・iTunes Connect の名称が App Store Connect に変更


・変更 1.5 Developer Information

開発者の連絡先を明確化しなさい。


・追加 1.6 Data Security

収集したユーザーデータは厳密に管理しなさい。


・2.3.6 変更 (2.3 Accurate Metadata)

地域に応じてアプリの年齢制限を考えなさい


・ 文末変更 2.3.7(2.3 Accurate Metadata)

メタデータのキーワードを削除するだけでなく、適切な処置をとらせてもらうぞと脅しの言葉を追加


・追加 2.3.12 (2.3 Accurate Metadata)

新着情報には正しい情報を書きなさい。


・変更 2.4.2 (2.4 Hardware Compatibility)
こっそりマイニングの明示的な禁止


・変更 2.4.4 (2.4 Hardware Compatibility)

再起動要求だけでなく、Wifiなどの機能を無効化を要求することも禁止。


・一文追加 2.5.2 (2.5 Software Requirements)

アプリの完全性について厳格化


・追加 2.5.14 (2.5 Software Requirements)

デバイスのマイクとかカメラの使用時にユーザーの確認をとること。


・追加 2.5.15 (2.5 Software Requirements)

ファイル選択画面ではiCloudを選べるようにする必要がある!?(ちょっと不明)


・大幅変更 3.1.1 In-App Purchase:

コンテンツコードの解放を禁止


・文章追加 3.1.1 In-App Purchase:


・文章追加 3.1.2(a) Permissible uses: (3.1.2 定期購読)

定期購読の無料期間可能


 

・細分化 3.1.3 Content-based “Reader” Apps
読み直し必要。


・序文削除 3.1.4 Content Codes

コンテンツコードの表現が消えて3.1.1に移動


・3.1.5 (b) Cryptocurrencies: 大幅変更 細分化

銀行、仮想通貨関係の規約が細分化


・追加 3.1.7 Advertising:

広告の扱いが厳密化。悪質広告は規制する。


・追加 3.2.2 Unacceptable (ix)

アプリ評価の強制の禁止


・細分化 4.2.3 (4.2 Minimum Functionality)

アプリの完全制に関する項目の細分化
追加コンテンツはDLサイズを明示的に示せ。2019/1/1より


・追加 4.2.7 Remote Application Mirroring:

ミラーリングアプリについて厳格化


・一文追加 4.5.4 Push Notifications

プッシュ通知の悪質な利用について、脅しの文句が追加


・追加 4.5.6 (4.5 Apple Sites and Services)

アップルのサイトには絵文字とか使ってるから、別プラットフォームでは表示できないかもしれませんよ


・変更 4.7 HTML5 Games, Bots, etc.

HTML5ゲームはWebViewを改造するな。
レビュアーがチェックできるURLとApple Developer Program Team IDを提出しなさい


・単語変更 5.1 Privacy

プライバシー保護のために、法律やガイドラインだけでなく、ベストプラクティスを考えなさいという変更


・大幅変更 5.1.1 Data Collection and Storage 付随項目も順番が変わっているので見直す必要あり


・大規模変更 5.1.2 Data Use and Sharing 全見直しの必要あり


・単語追加 5.1.4 Kids

子供のプライバシー保護に欧州ルールと地域の同等のルールに従うことが追加


・変更 5.1.5 Location Services

バックグラウンドという表現が消失
バックグラウンドでなくても位置情報をとっていたら説明しないといけない。


・序文変更 5.4 VPN Apps

VPNサービスを提供するアプリケーションは、NEVPNManager APIを利用する必要があり、組織として登録された開発者のみが提供することができます。


・追加 5.5 Developer Code of Conduct

デベロッパーはモラルを守れ、アプリで悪い事したり値段を高くしたりするな


・序文変更 After You Submit

審査はがんばりますが、時間がかかりますよ、と言い訳が増加。ガイドライン違反を繰り返すともっと時間がかるようになるぞ、と脅し。

おすすめ書籍 UNIXという考え方

UNIXの設計思想が学べる本ですが、UNIXの基礎知識がなくても読めます。
むしろ基礎知識は無いほうがいいかもしれません。

エンジニアのあるべき姿を教えてくれるような内容で、道標のような本です。
これはUNIXやLinuxの入門書ではありません。でも、入門前に読むとUNIXの印象が変わって知識を吸収しやすくなるのではないでしょうか?

こちらも会社に一冊置いておくべき本でしょう。

 

おすすめ書籍 プリンシプル オブ プログラミング

プログラミングのテクニックを101個紹介した本です。
複数の書籍からいいとこ取りしたような本なのですが、ちゃんと出典も書かれています。(出典のない本は個人的には好きではありません。)

会社に1冊は置いておき、みんながそれぞれ思ったことを書き込んでいったらいいと思います。

この本を買っておけば間違いないです。

おすすめ書籍 リーダブルコード

ちょっと前の本になりますが、名著です。
新人プログラマーには読むことをおすすめしている本です。

読みやすくて、メンテナンスのしやすいコードを描くためのノウハウが詰まっています。また、そのノウハウをつかってこの本が書かれているため、これ自体もとても読みやすいのです。

看板に偽りなしの名著、リーダブルコード。オススメです。

Amazonに中古も出ているのですが、ほとんど安くなっていません。
中古が値下がりしないのは名著の証です。

 

[iOS]エラー対応 Provisioning profile “pp” doesn’t include the currently selected device “device”.

Provisioning profile “PROVISIONING PROFILE NAME” doesn’t include the currently selected device “IPHONE NAME”. (in target ‘APPNAME’)

原因
端末のUUIDをプロビジョニングプロファイルに登録するのを忘れていた。

“[iOS]エラー対応 Provisioning profile “pp” doesn’t include the currently selected device “device”.” の続きを読む