2018-07-14 AppStore ガイドライン 日本語版 変更点 3/4

英語版2018/06/04の公式日本語訳になります。
この日本語版は2018/07/14頃に公開されました。


細分化 4.2.3 アプリの他依存禁止とリソースダウンロード

アプリの完全制に関する項目の細分化。
既存の文章は(i)に含まれる。(ii) (iii)が追加されたと考えれば良い。
追加コンテンツはDLサイズを明示的に示せ。2019/1/1より

4.2.3
(i) Your app should work on its own without requiring installation of another app to function.
(ii) Make sure you include sufficient content in the binary for the app to function at launch.
(iii) If your app needs to download additional resources, disclose the size of the download and prompt users before doing so. Existing apps must comply with this guideline in any update submitted after January 1, 2019.

4.2.3
(i)アプリケーションは独立して機能するものである必要があります。そのアプリケーションを実行するために別のアプリケーションのインストールを求めることはできません。
(ii)起動時にアプリケーションが正しく機能するよう、バイナリに十分なコンテンツが含まれるようにしてください。
(iii)アプリケーションで追加のリソースをダウンロードする必要がある場合は、ダウンロードする前に、ダウンロードするデータのサイズをユーザーに開示してください。既存のアプリケーションのアップデートを2019年1月1日以降に提出する場合は、本ガイドラインに準拠する必要があります。


新規追加 4.2.7 ミラーリングアプリについて (4.2 最低限の機能)

ミラーリングアプリについて厳格化

4.2.7 Remote Application Mirroring: If your remote desktop app acts as a mirror of specific software or services rather than a generic mirror of the host device, it must comply with the following:

(a) The host device is a personal computer owned by the user, and both the host and client must be connected on a local and LAN-based network.

(b) Any software or services appearing in the client are fully rendered on the screen of the host device, and may not use APIs or platform features beyond what is required to stream the Remote Desktop

(c) All account creation and management must be initiated from the host device.

(d) The UI appearing on the client does not resemble an iOS or App Store view, does not provide a store-like interface, or include the ability to browse, select, or purchase software not already owned or licensed by the user. For the sake of clarity, transactions taking place within mirrored software do not need to use in-app purchase, provided the transactions are processed on the host device.

4.2.7 リモートアプリケーションのミラーリング:リモートデスクトップのアプリケーションが、ホストデバイスの一般的なミラーリングではなく、特定のソフトウェアやサービスをミラーリングする場合は、以下に準拠する必要があります。
(a)ホストデバイスはユーザーが所有する個人用のコンピュータとし、ホストとクライアントの両方をローカルのLANベースネットワークに接続する必要があります。
(b)クライアント側に表示されるすべてのソフトウェアやサービスは、ホストデバイスの画面上に完全にレンダリングされ、リモートデスクトップのストリーミングに必要でないAPIやプラットフォームの機能は使用できません。
(c)アカウントの作成や管理はすべて、ホストデバイスから開始する必要があります。
(d)クライアント側に表示されるUIで、iOSやApp Storeの表示画面を模倣したり、ストアに似たインターフェイスを提供したりすることはできません。また、ユーザーがまだ所有しておらず、ライセンス付与もされていないソフトウェアを閲覧、選択、購入できる機能を実装することは許可されません。なお、トランザクションがホストデバイスで処理される限り、ミラーリングされたソフトウェアで行われるトランザクションではApp内課金を使用する必要はありません。


・一文追加 4.5.4 プッシュ通知

脅しの文句が追加

4.5.4 Push Notifications must not be required for the app to function, and should not be used for advertising, promotions, or direct marketing purposes or to send sensitive personal or confidential information.
Abuse of these services may result in revocation of your privileges.

4.5.4 アプリケーションが機能するためにプッシュ通知を必須とすることはできません。また、プッシュ通知を広告、キャンペーン、ダイレクトマーケティング目的、または重要な個人情報や秘密情報を送信するために使用することは許可されません。 サービスを不正に使用すると、デベロッパとしての権限を失う可能性があります。


新規追加 4.5.6 絵文字について

アップルのサイトには絵文字とか使ってるから、別プラットフォームでは表示できないかもしれませんよ

4.5.6 Apps may use Unicode characters that render as Apple emojis in their app and app metadata. Apple emojis may not be used on other platforms or embedded directly in your app binary.

4.5.6 アプリケーションやそのメタデータでは、Appleの絵文字として表示されるUnicode文字を使用することができます。Appleの絵文字を他のプラットフォームで使用したり、アプリケーションバイナリの中に直接埋め込んだりすることはできません。


・変更 4.7 HTML5ゲームやBotなど

全文チェック

4.7 HTML5 Games, Bots, etc.
Apps may contain or run code that is not embedded in the binary (e.g. HTML5-based games, bots, etc.), as long as code distribution isn’t the main purpose of the app, the code is not offered in a store or store-like interface, and provided that the software (1) is free or purchased using in-app purchase; (2) only uses capabilities available in a standard WebKit view (e.g. it must open and run natively in Safari without modifications or additional software); your app must use WebKit and JavaScript Core to run third party software and should not attempt to extend or expose native platform APIs to third party software; (3) is offered by developers that have joined the Apple Developer Program and signed the Apple Developer Program License Agreement; and (4) adheres to the terms of these App Review Guidelines (e.g. does not include objectionable content). Upon request, you must provide an index of software and metadata available in your app. It must include Apple Developer Program Team IDs for the providers of the software along with a URL which App Review can use to confirm that the software complies with the requirements above.

4.7 HTML5ゲームやBotなど
バイナリに埋め込まれていないコード(HTML5ベースのゲームやBotなど)をアプリケーションに組み込んだり実行したりすることは、コードの配信がアプリケーションの主な目的ではなく、そのコードがストアやストア同様のインターフェイスで提供されておらず、かつそのソフトウェアが以下の条件を満たす場合に限り許可されます。(1)無料またはApp内課金で購入される。(2)標準のWebKitビューで利用可能な機能のみを使用している。(つまり、変更やソフトウェアの追加をすることなく、Safariで開いて問題なく実行できる必要があります)。アプリケーションで他社製ソフトウェアを実行する際はWebKitやJavaScript Coreを使用する必要があり、プラットフォームのネイティブAPIを他社製ソフトウェアに対して拡張したり、使えるようにすることは許可されません。(3)Apple Developer Programに参加しており、Apple Developer Program使用許諾契約に署名しているデベロッパによって提供されている。(4)本「App Reviewガイドライン」の規約に準拠している(例:不適切なコンテンツが含まれない)。リクエストがあった場合は、アプリケーションで利用できるソフトウェアやメタデータのインデックスをAppleに提出する必要があります。インデックスには、該当するソフトウェアプロバイダのApple Developer ProgramチームIDと、ソフトウェアが上述の要件に準拠していることを確認するためにApp Reviewが利用できるURLを含める必要があります。


 

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